便秘を改善すると痩せる理由　お通じ解消とむくみの原因はすべて便詰まり

便秘の定義　お通じが出ない状態

実は便秘は8割から9割の女性が悩んでいるというデータがあります。

大便は大腸で作られますよね。

理想は毎日大便を出したいものですが、

週に3回以上、しっかりと排便できて、

大便の状態が、軟らかければ、あなたの大腸は健康です。

 

ただし、大便の量が少ない、硬かい、残便感があるなどの状態は、

便秘といえます。

 

便秘を改善するだけで、３－７キロは落ちるという事実をご存知ですか？

便秘とダイエットの関係を紐解いていきます。

便秘の原因とは

便秘の原因を紹介していきます。

いくつか原因はいわれていますが、

最も一般的なのは、食物繊維不足、水分不足、運動不足などです。

 

１．食物繊維不足

実は昔と比べると、日本人の食生活は激変しており、食物繊維摂取量は半分以下です。

便秘の原因第1位は断トツで食物繊維不足なのです。

消化や吸収、排便には欠かせないのが、食物繊維なのです。

 

２．水分不足

水分が不足すると、大便の水分が奪われてしまうのです。

つまり、かたい大便になり、でずらくなるといえます。

多くの水を飲み、しっかり便を出してしまいましょう。

 

３．運動不足

運動不足は、忙しい現代人にありがちな状態です。

美容と健康に大きく影響するのが、運動不足なのです。

 

体を動かすとなぜ、便秘解消できるのでしょうか

運動すると筋力が鍛えられ、自律神経が整います。

また、体の内臓にも刺激がされ、排便につながるというわけです。

 

 

便秘が改善するとダイエットになるその理由とは

それでは、なぜ便秘が改善するとダイエットにつながるのでしょうか？

便秘のせいでお腹が出てしまって体重が減らない

我慢して食事を減らしてきたけど全然痩せない

 

など、悩みは尽きないものです。

 

便秘の人が痩せにくい理由は以下の通りです。

 

１．基礎代謝が落ちて、体質が痩せにくくなっている

人間の細胞は、新しい細胞と古い細胞が常に入れ替わっています。

脂肪燃焼に必要なのは、基礎代謝ですが、

基礎代謝が高い人は、不要物を便として体の外に排出できるのです。

それに対し、便秘で、基礎代謝が低くなっている方は、

体中の不要物が排出できないために、脂肪として体に蓄積されてしまいます。

体の循環が行われないので、痩せにくいというわけです。

便秘を改善して、基礎代謝を上げましょう。

 

 

２．便秘が続くと増していた食欲が落ち着く

ご飯を食べても満腹中枢が刺激されず、まだまだ食べたい！という感覚になるかたがいます。

じつは、腸の中の汚れが影響していることがわかっています。

 

栄養をうまく吸収できない理由の一つに、

腸の壁に宿便という不要な便がこびりついているということが挙げられます。

 

 

３．大腸の宿便が排出されると、単純に体重が数キロ落ちる

ファスティングに代表される、便秘改善ダイエットですが、

腸の壁についている宿便を取るだけで、細身の女性でもかるく２，３キロ

多い人では5キロくらい体重が落ちます。

 

即効性のあるおすすめの便秘薬は？

 

便秘薬といっても様々なものがあります。

ドラッグストアでもたくさんの種類の便秘薬が売られています。

CMでもおなじみピンクの小粒コーラック♪からは、

「やさしいシリーズ」と「しっかりシリーズ」というものがあります。

ここでは即効性のある便秘薬ということで「しっかりシリーズ」を紹介します。

 

しっかりシリーズは４種類ありますがその中でも

およそ10分から30分という短期間で効果が

あらわれる「コーラック座薬タイプ」があります。

体温で速やかにとけだす座薬は、

炭酸ガスが直腸のみに作用するので

お腹が痛くなりにくく腸にやさしいので、

12才から使用することができます。またやさしく便通をうながします。

 

ただ座薬タイプに抵抗がある方もいるかと思います。

その方におすすめなのは定番の「コーラック」です。

慢性便秘の方にしっかり効く便秘薬です。

効果があらわれる目安は個人差はありますが、

6時間後～11時間後です。

コーラックは5層コートになっていて有効成分が胃で溶けず、

きちんと腸ではたらきます。

コーラックに含まれるビサコジルは

大腸を直接刺激して腸の蠕動運動を促進するので、

慢性便秘の方にも効果を発揮します。

始めて便秘薬を飲むので不安…という方には、

少しずつ量を調節できる「コーラックファースト」が

あるので自分にあった適切な量で服用できます。

 

便秘薬に副作用はあるの？

 

便秘薬はたくさんの種類がありますが、

その中にはマグネシウムを配合した便秘薬があります。

2015年に便秘薬として処方される酸化マグネシウムの

副作用により死亡者が出たというニュースが出ました。

 

便秘薬には機械性下剤と刺激性下剤の2種類あります。

機械性下痢は便に作用します。

小腸や大腸を刺激して便通を起こし、便を排出しやすくします。

機械性下剤には3種類あり、

酸化マグネシウムは塩類下剤に分類されます。

酸化マグネシウムは副作用が少なく、癖になりにくいのが特徴です。

 

しかし、人によっては副作用が現れることもあります。

危険なのはマグネシウム濃度の上昇です。

マグネシウムをたくさん摂取してしまうと、血液中のマグネシウムの

濃度が上昇して、めまい、筋力低下、徐脈といった

高マグネシウム血症の症状が引き起こされます。

副作用が少ないといわれていますが、

服用の際には頭に入れておく必要があります。

 

上記でおすすめしたコーラックには

酸化マグネシウムは含まれておらず、

ビサコジルという成分が配合されています。

ビサコジルは多量摂取をすると効き目が悪くなってしまい、

長期服用により体が次第に慣れてしまい

量を増やさなければならなくなってしまいます。

便秘薬は正しい使い方をすればとても便利な薬です。

容量を守って服用しましょう。