冬至にゆず湯に入る由来や効果は?妊婦や赤ちゃんも入って大丈夫?

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冬至にゆず湯に入る由来は?妊婦や赤ちゃんも入って大丈夫?
冬至は太陽の出ている時間が一番短いことから、その日を境に運気が上昇するとも考えられています。
冬至にゆず湯に入る由来は、運気を呼び込むために身を清めることを目的としています。
またゆずと融通がきくという言葉、そして冬至と湯治の意味をかけた結果ゆず湯にはいることが習慣となりました。
ゆず湯に入ると、血行を促進する効果が期待されます。
このような効果が期待できる理由が、ゆずにはリモネンという成分が含まれているためです。
ゆず湯に入ると皮膚がピリピリすると感じる方もいますが、このように感じる原因がリモネンによるものです。
皮膚がピリピリすることもあると聞くと、妊婦や赤ちゃんは入浴してしまうか迷ってしまう方もいるでしょう。
リモネンが、妊婦や赤ちゃんの体に悪影響を与えることはありません。
しかし肌が敏感な状態のため、入浴するときには注意が必要です。
妊婦や赤ちゃんがゆず湯に入るときには、最初にお湯を体にかけて異常がないか確認することが大切です。
ゆず湯に入るとどんな効果があるの?その理由とは?
冬至の日に入ることが多いゆず湯には風邪をひかないという言い伝えがあります。
でもこれはただの言い伝えではありません。
きちんとした理由があります。
ゆずにはシトラール、ヘスペリジンという成分が含まれています。
シトラールは生姜にも含まれている成分です。
これらの成分は血液の循環をよくし、体を温める効果があります。
特に手先や足先を温める効果に優れているので、冷え性の改善にも役立ちます。
体を温めると脂肪も燃焼しやすくなるので、ダイエット効果も望めます。
またゆずには香り成分のリモネンにはリラックスを促す働きがあります。
気持ちをゆったりとすることで自律神経のバランスを整えてくれるので、疲労回復にも役立ちます。
ゆずを輪切りにしてお風呂に入れると、成分がお湯に溶けて香りも豊かになり効果的です。
ただし柑橘類に含まれるリモネンは、肌に刺激を与えるので皮膚がデリケートな人はピリピリとした痛みを感じることもあります。
お肌への刺激が心配な時には、切らずに丸ごと入れると安心です。
入るだけじゃない!簡単だけど人気のゆず湯レシピ
ゆず湯というとお風呂に入ることが真っ先に思い浮かびますが、簡単なレシピで美味しくいただけるゆず湯もあります。
人気なのはお湯の中に柚子の皮と搾り汁、生姜のすりおろしを入れて飲む方法です。
爽やかな柚子の香りだけでも贅沢な一品ですが、そこに生姜が入りますので飲むと体がポカポカと温まります。
特別な材料も要らずにすぐに作れるレシピです。
柚子が手に入らない時には市販されている柚子のピューレを使っても美味しく飲めます。
作り方は簡単で、市販の柚子ピューレと葛粉をコップに入れて熱湯を注ぐだけです。
柚子ピューレだけではサラサラとしていてすぐに冷めてしまいますが、葛粉を入れることで保温性が増して温かい状態を維持できます。
少し甘めのゆず湯を楽しみたい人におすすめのレシピもあります。
柚を細く切ったものをコップに入れて、ティースプーン1~2杯の砂糖を入れたらお湯を注ぎます。
1杯は控えめの甘さですが、2杯入れるとかなり甘めになります。
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